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2011-09-01 [防火不足窓]

ある、国内サッシメーカーの方と お話する機会がありました。


アルミサッシやアルミ樹脂複合サッシの防火の対応について

まずは 何度もお話していますが今までの流れを 説明します

昨年、三協立山の樹脂アルミ複合サッシが 耐火不足を 

採用していた、一条工務店が自社試験で 発覚。 国土交通省に指摘した

国交省はこの認定をした 天下り組織 社団法人 カーテンウォール・防火開口部協会(カ防協)

に指導し 対策するようにした。

三協立山は 対策方法について 国交省の 許可なくして 対策を 勝手に行い

これに対し 不適合を 再度 言い渡した

そして、他の同種類の 製品に対し 国交省が試験を行い 耐火時間20分を満たす

製品が 無かったことを1月と3月に発表した。 

今まで許可を代行してきた カ防協 は書類だけの 通則認定を 行ってきたことで

耐火の不足を 生んでしまった

各サッシメーカーに 今までの 通則認定された もの は2年の間に ひとつひとつ試験を受ける 個別認定を

取得するよう 指導された。

2年ということは 2年間は このまま 通則認定で 売って良いが 2年の間に 試験を受け

個別認定を取得すること ということで

即、販売中止ということではありません。


こんな 話です


サッシメーカーの方は

 YKKの対応の説明をしていました

3月に耐火の不足を 指摘されることが わかっていたために

寸前に 指摘される製品を 突然 モデルチェンジ した

「対応数は 非常に少ないすることに成功した 」

いままで、過去にさかのぼっての 対応の指摘は なく

現製品についてだけの対応になるためです



YKK LIXIL はともに 新しい 製品を 開発し 耐火の個別認定を取得

できる 製品を 開発中です

新しい商品の 個別認定を取得 を行おうとしても 受付は してくれないそうです

なぜなら、今年1月、3月に指摘された 製品の 対策はまだできてません。

当たり前のことだと思います

サッシメーカーは 現行品の ほぼ すべてのサッシの 耐火性能は 不足している ことで

販売を 中止します

現に7月で 受注を 中止し 何とか 年内で 販売を 終了 したいと 思ってます

販売を中止した製品に対しては 今まで 責任を負うことが 無いためです

そして 新たに 商品を出す 

という 流れに なります

各サッシメーカー 同じ 動きです



今まで販売してきた 責任は 感じていない 対応です

モデルチェンジ すれば その商品の販売責任は 問われない という 考え

何度も書いてますが


どこをみて仕事しているのだろうか?

モデルチェンジされた 耐火不足の 建物は どうなるんだろうか?

製造者としての責任は感じないのだろうか?


私は サッシメーカーの方と 話をして 

私の考えとは ずれている ことを 感じました。










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コメント 2

はちみつ

この件、なぜ大きなニュースになっていないのか不思議です。
私だけでなく、困っている人は多いと思うのですが・・・。
by はちみつ (2011-09-15 23:59) 

Joe

困っている人が 増えてきてます。
これはサッシメーカーの 狙いです。

文書で 国交省あたりが この問題に 対応していないから
問題になってませんね。

雑誌や 新聞で 単発ですが 報道しています

ただことが大きすぎて ここの産業に 雇用されている 人数とか
見てる気がします。
あと、政治との からみ いろんなものを 感じます
by Joe (2011-09-19 09:45) 

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