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なぜ 日本のアルミサッシはだめなのか!! [窓]

繰り返し話してますが

日本のアルミサッシはもう限界にきている

CO2削減を強調している日本が 外部に接する窓の主構造にアルミを採用している

アルミは熱の伝導率が高すぎます

断熱はできません


世界の流れに遅れをとっています


経済産業省は2011年4月1日から窓の断熱表示の一本化の発表がありました

アルミサッシの場合、ガラスの断熱表示 ・アルミ枠の断熱表示を分けて表示してましたが

合わせての表示となります


他の国ではU値はガラスと枠で以前から表記してました

日本だけ違ってました


今、アルミサッシメーカーの最高断熱の枠と最高断熱のLOW-E複層ガラスを組み合わせると U値 4.07W/m2・K 

一般的にエコポイントが取れるアルミ枠に複層ガラスで U値 4.65W/m2・K



では 他の国ではどうでしょうか

法律や規制になってるものです

窓のU値です

中国(北京)2.0W/m2・K

英国 2.0W/m2・K

デンマーク1.0W/m2・K

こんな感じです

米国は州によって変わります カッコは日本の気候地域 U値はFt2 を m2に直してます

ニューヨーク(山形)・・・1.98W/m2・K

カリフォルニア(関東・関西)・・・3.69W/m2・K

ジョージア(沖縄)・・・4.25W/m2・K

米国は世界的にも厳しい基準ではありませんですが

アメリカの基準を日本に照らし合わせると

沖縄だけがアルミサッシで複層ガラスにした基準をクリアできます

他の地域は アルミサッシでは 基準をクリアできません


世界的にも 樹脂や木製しか窓の素材として考えてません

その基準なんです

アルミで基準を考えてません



日本は窓断熱の規制や法律を行ってません



やはり、住宅発展途上国です


行政が防火の基準の見直しを行うこと

そして、アルミサッシが樹脂や木製の窓に変わらないといけません

国の決断が必要だと思います


住宅から出る CO2削減の考えは 中国にも 遅れをとってますよ


ほんとに良いんですか 日本の住宅はこれで


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しょうたく

ようは金属メーカーとの癒着なのでしょうね。大義名分としては年での火災被害を防ぐため窓を木製から金属製に変える。アルミだと製造コストが安くできるので住宅用に流通させた。防火性能は後付な気がします。木製サッシでも断面積を確保してガラスの脱落を防げば防火性能は確保できるでしょう。木は燃えるから防火設備にしないという学者・官僚のしばりが強かったですが。個別認定になって試験で防火性能をデータで申請できるようになって木製建具がやっと普及始めたところでしょうか。ただ、流通量が少ないので、生産コストの合理化は進まず価格は高いままですね。
by しょうたく (2011-01-22 13:53) 

Joe

コメントありがとうございます
アルミサッシ産業を大きくしすぎたんです、銀行や政治が それが適切な商品かを問わないで、間違っていると思ったときには 産業が大きくて修正する勇気が誰にもなかった ということだと思います。
外部と内部をつなぐ部材です、安いわけがありません。窓は海外の住宅ではコストのかかるものです 日本カーテンウォール協会などを利用し木製窓も防火設備を取得しています 4月からの表示変更そしてアルミサッシの動向を見ていきたいと思います


by Joe (2011-01-23 09:51) 

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