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木製窓とアルミサッシ [窓]


木製窓とアルミサッシを比べてみます



木製窓とは 海外の 中級から高級物件に使用されている窓です

木で主構造を製作し 耐久性を あげるために アルミの被服をしているものもあります

窓ですから 枠と障子の組み合わせで 障子のガラスにに LOW-E コーティング アルゴンガス 注入は

普通の仕様です 

断熱の目安となる熱貫流率は2.0~1.0という値になります

(熱貫流率(W/(m.K)は 数字が小さいほど 断熱が 高い)


アルミサッシは日本でよく使用されている 窓部品です

なぜ、窓の部品なのかというと サッシとは 障子を意味することで

アルミサッシには 簡易的な枠しかついていません

障子を中心とした 商品です

工事のときに サッシをつけたあと 窓用の枠を大工さんが作り 窓として完成しています

窓の枠の断熱は 大工さんの腕にかかっていました

そんなこと 大工さんは 理解していません


今年、4月から アルミサッシも 窓としての 断熱表示をするように 指導されています

アルミサッシは 熱貫流率で4.7~3.0程度がやっと

樹脂を使用して2.33ぎりぎりを 表示しています

一握りの商品です

アルミの簡易枠を含めた 表示となったからです

海外とあわせるためです


これが 地球温暖化 防止を やっていこうという 日本の 窓 です

住宅だけでなく 工場や ビルも 同じことです



2.33とは現在日本の断熱表示の 四つ星 の最高級断熱となるからです

中国や韓国 そしてヨーロッパ 北米の ほとんどの商品は

2.0以下です 法律で定められています



次に見た目です


DSC00063.JPG

これはアメリカのマーヴィン社のオーニングです

LOW-Eコーティング アルゴンガス 注入

内側に網戸がついている写真です 網戸も木枠です



DSC00061.JPG

YKK AP 
LOW-Eコーティングガラス使用 複層ガラス


どちらもクロス巻き込みの取り付けです

見た目は 断然 木製です

高級感が違うし 窓や窓枠に 結露がおきにくいです



あとは 金額です

日本のアルミサッシメーカーの2.33の断熱基準を クリア しているものと

変わりません

私の立場では 木製のほうが 安いケースが ありますが ほぼ 同じです

防火が絡むと 木製のほうが 高くなります


納期や 発注先が 海外  など 商流が いいものを 拒絶する 

そんな流れがあります

そのため 日本の窓は 遅れすぎてしまいました



大手ハウスメーカーも 海外の 窓を 使用しはじめました

日本のサッシメーカーに 責任感が ないため 

防火の問題 断熱の表示

クリアすべき問題を 先送りにし

ごまかしているからです


一度 木製窓を 検討するのも良いのでは


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