日本の住宅技術 [これからの家造り]
日本の家造りの技術は あまり 高く ないのです
考え方も
残念なことです
これは
もともと 夏をどうすごすか? なんて 考えた 家だったからなんです
CO2削減を 世界が1980年代に 伝えられ
日本の住宅産業が 断熱などをおこない
冬に向かった 住宅造りが はじまったのです
ただその当時、CO2削減は 島国 日本には 何のことかわからなかったんです
ピンとこなかった
そのころ 海外は ドイツをはじめ 外断熱などの 研究が行われ
窓の断熱も 急激に すすんだ
日本は 日本独自の基準を設けてしまったため
ホルムアルデヒド・断熱など
世界と比べることが できにくくなった
そのため 世界の基準とは かなりの差が ついてしまった
考え方自体が 日本の産業に照らし合わせた 住宅造りになっていった
日本では自然を相手にした 住宅作り を デザインする 人が少ない
いまだに 小手先の工夫いっぱいの 住宅になっている
ある 改築前と改築後を見せる 番組などが それだ
住宅の 根本を 考える ことが 必要で
細かいことを 行いすぎて 次の世代には 不向きな 住宅になってしまう
そうなると また 大工事 を 行うことになる
これからは 自然と うまく付き合える 家
お天道様と仲良くできる 家
必要なもの 邪魔なもの 進歩させないといけないもの
これがわかってくるんだと思います
それができるようになれば
現在の言う 住宅技術が 上がってくるんだと思います
原発と住宅計画 [これからの家造り]
住宅の屋根勾配 [これからの家造り]
住宅造りの中で 屋根は 外観を決める 大きな 部分です
今後、 屋根勾配が ある程度 決まってくるんではないかと 思ってます
これは エネルギーの問題をかかえた 日本 だから
太陽光発電など 太陽光を 利用した ものが 必須になってくると 思うからです
私自身 太陽や 風力など を利用した
家造りを 提案していきます
今までもしていますが いっそう 強く 感じています
太陽光発電を 考えたとき
角度は どうしたら 良いのか
パネルは 光に対し 垂直 が 良いようでして
メーカーは30度あたりを 推奨しています
冬至の南中高度 30.95度
春分秋分 約54度
夏至 77.74度
東京都の測定値
太陽光パネルを 屋根に 平行にのせるとしたら
どこにあわせるかで 屋根勾配が決まって きます
私は 夏です
冷房を 昼間に 使いたい そんな 意味で
そうすると90-77.74 で 12.26度ですが
私は冷房を使う期間で考えます
7/1の南中高度は77度~9/30は53度
この期間 冷房を使いたい期間なので 間をとって 南中高度を 65度 とし
90から 65を ひいて 25度
建築用語で 4.5寸勾配 です
南面に 大きな 流れのある 住宅が 理想となります
蓄電池が 格安で 各家庭に 設置できるように なると
一年で 発電量の 多くできる 角度となります
そうなると NEDOあたりで 調べてみると
37度前後です
となると 8寸勾配
ただ 太陽光パネルは 垂直が一番良いのですが 効率のよい 角度は メーカーによって
幅が あるので 確認が 必要です
フラットな 屋根は 避けて行きたいです
これからは 南側に 流れる 屋根を もった 住宅造り
これが 意味のある デザインです
理由を形にする
こんなことが ひとつのデザインの ヒントになります
暖房はどうする? [これからの家造り]
暖房ですが
私の住んでる 横浜市 は エアコン 灯油ストーブ ガスストーブ 電気ストーブが一般的です
薪ストーブ・ペレットストーブが環境によい
って言うことはわかってますが
実際 設置なんてことになると 煙突が 必要になったりして
近隣のことを 考えるようになり
役所に問い合わせると
敷地境界から6m話してください と 話してくる
私の 敷地は8mだから 煙突は 立てられません
ということは 設置できない
薪や木質ペレットを使えば 環境に いいって わかって
使いたい なんて 思っても
実際 規制があって
私の住んでいる ところでは 使えないんです
お役所の人たち わかってないから
煙突から 煙 なんて ほとんど出ないですから
煙突は 暖房の 熱を 放出する 部材のひとつです
室内の煙突から 熱が 放出されます
ガス給湯器 が外に 設置されてますが
あれから 隣の家 めがけて ガス燃焼した 排気 してますが
あれは どうなのかな なんて おもいまして
お役所の人たち ちゃんと 理解し 指導していきましょう
林野庁が推奨しているのに
市が ブレーキ かけてる なんて
導入するには どうしたらよいか 考えましょう
地方は 助成金 出してるんですよ
神奈川は清川村 あたりで 出してます
まだ、化石燃料や 電気不足の 電気 に頼るんですか?
お役所の人たち アイデア 出しましょう
住宅に関わる キーワード [これからの家造り]
家の窓の数 [これからの家造り]
以前 日本の 住宅は 高い とブログで書きました
http://office-j39.blog.so-net.ne.jp/archive/20110205
1㎡あたりの平均単価
アメリカ:10万円
ドイツ:7.9万円
イギリス:10万円
フランス:7.6万円
日本:18万円
そして
大工さんの一日の手当ては平均です
アメリカ(ロス):3万円
ドイツ:3.4万円
イギリス:2.3万円
フランス:2.8万円
日本:2.2万円
世界30都市の地価、住宅価格、賃貸料 世界地価等研究会 (編集)
から の資料です
日本は いろんな 企業が 一軒の 家造りに かかわり 群がって 経費を とっているから
金額に割りに 貧相な 住宅に なってしまっています
今回の話は その背景で 窓の問題です
アルミサッシのような 低価格の 窓であれば
数多く 好きなように 配置できますが
でも 寒い
私が進める 木製窓は 高価なため
好きなようにできない
お金が いくらでもあるのであれば
いいのですが
少ない窓数で うまくデザインできるように心がけています
木製窓なら 何でもいいわけではありませんが
住宅における 木製窓採用する ということは
大きな 決断ですが
住宅造りが まったく 変わります
木製窓は 良いですよ
住んでいる人 は
また、住宅を計画するときは
木製窓 に するでしょう
本当にいい家を 造っていきたい
住宅に温室をつける2 [これからの家造り]
住宅に温室を 付けることを 昨日はなしました
「そりゃ 夏は 暑いよ」 「冬寒いよ」
なんて 言われました
アルミサッシメーカーが造った サンルーム を 想像しているようです
どうしても 窓のことは アルミサッシが主流の 日本では
窓の断熱・遮熱 この技術や認識が 遅れています
ガラスだけでなく 窓フレームの断熱が とても大事なのは
もう わかっているのに 産業を 守るため
基準を 世界レベルより下げて います
こんなことで 日本では アルミサッシメーカの
断熱の感覚になって います
木製や 樹脂 フレーム
ガラスは LOW-Eコーティング
ペアガラスの場合2枚の内側か?外側か? どうするかで決まります
ガラスの中には アルゴンガス
こんな仕様が 世界では 一般的なんですが
熱貫流率 は1.8~1.0 程度です
日本のアルミサッシの商品では この断熱を 出すことは できません
がんばって 開発を 進めてほしい
そうしないと アルミサッシメーカー が なくなって しまうかも
世界では アルミは 窓の主構造の材料として 適切だとは 考えてないですから
こんなこと を 思い浮かべ
窓の性能が 数段上 の 窓の囲まれた 部屋なら 問題なく
冬 暖かく 夏 涼しく 温度の 変化に 対応できます
ただ、残念なことに
日本では 工業生産していない 製品を 使うため 高くなってしまいます
したがって 輸入の製品を 使うように なります
北米や北欧の断熱の高い窓は 本当に 良いですよ
温室を作るような 住宅造りが かわります
木製窓は 住んでみないと 理解 できないかも
住宅に温室をつける [これからの家造り]
デンマークなど北欧に VINTERHAVER(温室)をつけた 住宅が多い
国がそこに助成金を出しているほど 重要な 形です
古いレンガ造りの住宅に 温室を つける
そこに太陽が当たり その温度を
住宅の中に 取り入れる
パッシブソーラー です
日本にもこれを真似して アルミサッシメーカーが
サンルームを 売ってます
でもこれは 断熱性能が 低いために
あんまり お勧めは できないですね
夏 暑く 冬寒い アルミでは いいものには なりません
ガラスは LOW-E アルゴンガス だから できる
温室です
ちゃんと造るんです
コンサバトリーなんていっている 国がありますが
北欧のVINTERHARVERとは ちょっと ちがいまして
冬は太陽光を利用し暖かい温度を 住宅の中に
取り入れる
夏は大きな 開口部があるため 換気ができ
窓を開けなくても LOWーE だから
太陽熱を 跳ね返してくれます
断熱性の高い ものです
ことし 予算ができれば
我が家に つけてみたい
と思います
オール電化 + 自家発電 [これからの家造り]
東日本大震災による 福島原発の事故以来 関東の電気容量が
大きく下がった
そこで 住宅のこれからは オール電化 ? 継続するの?
私は 電化 だ と 思います
だけど 停電は つらかったですね
ことしの夏 何かしらの 節電をしていかないと ならない
原子力を 推し進める ことが むずかしい
ということは 火力発電 水力発電 風力発電 いっぱい作らないと
いけません
原子力なしでは 元の生活を 戻すことが できません
エコポイントをもらえるから っと いって 昨年 エアコン 買った 方々 いますね
我が家もそうですが
3月11日以来 一度もスイッチ 入れてません
これから先 スイッチ 入れることないかもしれません
ある程度の 安定した 電力 に なるのは
相当 先 に なると思います
東日本 は そうですが
西日本も これから 原発 のチェック
日本の 原発 を どうするか
そして 沢山 電気に 頼ってきた 日本の 産業 生活を
もう一度 見直さないと
サマータイムの導入
休暇の分散
工場操業時間の調整
いろいろ やりくりして
その先に締め付け を しないと
そんなことを考えていると
住宅は 電化して
自家発電できる 装置を つける
たとえば 太陽光発電 家庭用風力発電 など
こうして
自分の家を 自分で 守る
こんな風に 思います
阪神大震災以来
太陽光発電 直結の コンセントを つけることを許され
今回の東北でも 停電のなか 太陽光発電の家 は 電気が 使えたなんて聞いてます
オール電化 + 自家発電
後は 家庭用蓄電池 これが 一般的に 発売されれば いいのですが
国としての方針や方向を決められない 日本です
自分で自分の家や生活を 守る
こう思います
流通に頼らない家造り [これからの家造り]
日本における 住宅建築の流通は消費者にとって 味方になっていない
消費者からお金を吸い取るためだけに 産業を 造っている
メーカーと消費者の間に 大きな 産業が あることを 知ってください
そこで、私は 流通に作られた 住宅の建材が 好きには なれない
ビニールなどのシートを貼った ドアや造作材
薄い仕上げ材を貼り その上に 厚い強いコーティングをした 床材
など
これが日本の建材で
世界とは 違ってきてます
海外では 木をきちっと使用しています
木材を計画的に伐採し 樹木の計画的な循環を行っているからです
日本は何でも伐採反対といってますが これが 日本の森を殺しているわけです
木は 長生きしてしまうと 二酸化炭素を吸収はしません 酸素も吐き出しません 二酸化炭素を出します
ちゃんと伝えてほしいですね
そこで 海外の製品を 使用してみたら 良いのではないかと 思います
北米のものなどは 沢山 輸入されているので いいと思います
窓やドア・造作材・床材など
輸入品を使っても良いかと 思います
海外のエネルギーで生産されているもです
納期はかかるが いつ 納入されるかが ある程度 わかるということ
そして、世界標準であるものだということです
日本の流通が作り出した 貧弱さが よくわかると思います
輸入のものは 流通がもっとも苦手なものでして 排除してきたので
納得できる 商流 で購入することが できます
ただ、信用できる 商品なのか 保証についてはどうか など
確認する必要が あります
取り扱っている 業者 を みる 必要が ありますが
いい家造りが できますよ
みんなで わが国を 支えよう